社長メッセージ

 今年の梅雨入りは例年より2週間ほど早く、防水工事業を主な業務としております弊社にとっては厳しい時期です。

 例年この時期は外仕事が効率よくできないので、外部講師などを呼んで建築に係るセミナーや社員向けのスキルアップ講習を行っておりましたが時節柄それも実施する事はなかなか難しい状況です。

 ひと昔前と比べて近年は突発的な豪雨が多く、弊社の元にも急な雨漏れへの対応依頼が多く寄せられております。

 これも地球温暖化の影響で、日本国を取り巻く環境が変化してきた為であろうと考えております。

 コンクリート造や鉄骨造でよく見られる陸屋根と呼ばれる建築物の屋根構造は平らな屋根に防水層を設けて屋根としますが、20年から30年前の建物の屋根防水改修工事を行いますと、排水ドレン管の設置が少なく驚く事があります。

 昨今の建築物はゲリラ豪雨に対応する為に設計段階で排水ドレンを多く設けたり、防水層の立上り部を幅広く設計しておりますが、昔の建築物はそこまでの雨量が短時間に降る事はあまり想定されておらず、排水能力不足からドレンのオーバーフローや立ち上がりの防水層を超えて室内に浸水する事が起こります。

 弊社ではそういった建物の診断と調査を行い、現在の環境に合った改修工事のご提案をさせていただいておりますので、建物の屋根・壁からの漏水や基礎や地下室の止水など、建築物の防水処理にお悩みがあればどうぞお気軽にご相談下さい。

 経験豊富な工事マンがお客様に一番良い提案をさせていただきます。

 なにかと混迷が続く日本ですが、コロナワクチン接種も進み出し7月にはオリンピックも開催される事になるでしょう。

 今出来ることを全力で行い、来るべき未来に向けて前向きに歩を進めていきましょう。

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