㈱明光建商 代表取締役社長 塩谷和宏
新年あけましておめでとうございます。
旧年中は格別のご愛顧賜りまして、誠にありがとうございました。
全世界に広がっているコロナウイルスもいまだ収まる気配が見えず、暗闇の中を手探りで進むかの様な状況です。
振り返りますと、昨年はほぼコロナに振り回された1年ではなかったかと思います。観光業や飲食業は人が来ない為に売り上げが激減し廃業を余儀なくされ、政府肝いりのGOTOキャンペーンもウイルスの活性化するこの冬場には一時中止となりました。
海外で摂取が始まりましたワクチンが一刻も早く日本でも使用できる事を願っております。
弊社の様な建築・土木の施工店は、コロナ禍にあってもそこまで酷い売り上げの落ち込みとはなりません。昨年度行った工事の多くは半年から1年前に営業し成約している物件だからです。ところが昨年は春からコロナによる緊急事態宣言が出され、人との接触を避けなければならない状況が生まれてしまいました。従来の様な訪問営業と営業種まきが十分に出来ず、工事の内諾を頂いている案件もやや少ない現状です。本当の正念場は今年の春以降であると思っております。
コロナで我々を取り巻く状況は閉塞感が増す一方ですが、苦境は新たな技術や手法を模索する絶好の機会でもあると考えます。弊社でもいち早くリモート会議システムを取り入れ、遠隔地の拠点間会議はすべてリモートでやり取りをしております。これによりかなりの経費と時間の節約になりました。また、すべての営業所と支店に非接触型AI機を導入し、顔認証による社員の体温チェックと出退勤管理を行い、業務の効率化を図る事ができました。これらもコロナが無ければ導入を検討する事が無かった術です。コロナの様な厄災をただ受けて過ぎ去るのを待つよりも、手法を考え転じて好機としたいと考えております。
本年も防水工事・環境省エネ工事の観点から、皆様の住環境と資産をお守りする企業活動を続けて参ります。何卒本年もよろしくお願い申し上げます。
本年2021年が良き年である事を祈念致しまして、新年の挨拶とさせていただきます。
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