㈱明光建商 代表取締役会長 塩谷昭文
激動の2020年を一言で言うならば、コロナで明け コロナで暮れた1年でした。
武漢で新型コロナウイルスが確認され、あっという間に全世界に伝染いたしました。
4月に緊急事態宣言が発出され、日本中が盛り上がっておりました東京オリンピック・パラリンピックは本年に延期になり、あらゆるイベントが延期あるいは中止となりました。
9月には新政権が発足して、11月にはアメリカ大統領がバイデン氏になり、世界情勢も目まぐるしく変化して、コロナの終息は見通せず、イギリスやアメリカでは背に腹変えられず、遺伝子すら操作して作りましたワクチンの接種になっております。
当社も本年度は大きな目標と提案型営業にシフトして、環境・省エネに軸足を置いた経営指針の下頑張りましたが、結果は減収減益に終わりました。
昨年後半より、行くな・来るな の営業で、攻撃型の営業が出来なくなり、幸いにも弊社の先人が培いました、創業46年間の歴史と4,800件と言う現場実績の基、悪くなったら原点復帰と言われたように、過去お世話になりましたお客様をお回りするITソフトを作りまして徹底営業をさせて頂いております。
今期の実績は、主力の防水塗装が世相を反映して落ち込みましたが、お陰様で環境・省エネ工事が顕著に伸びており、前年対比200%にもなりました。
遮熱塗装―シポフェースは、小松市の13,500㎡のシポフェースを始め、工期短縮工法ベストフロアーは土木建築に大変多く採用されました。
10月中より準備しておりました虎ノ門の東京営業所も、仲間の企業であります東洋システム開発・従心会・オイスカ・PHIJP協会等と新年度よりコラボしてまいります。
年末年始はGOTOトラベルが一時停止され、サービス業は大変であり、経済を取るか命を取るかと言われ全国民が右往左往しており、廃業・自殺者が急増しております。
さて、明光グループの来期は世間的には未曽有の試練でありますが、歴史上先人達は幾多の困難をも乗り越えて現在に継承してくれており、何としても次世代に残してまいりたいと存じます。
新年度は先般の定期経営会議で社長より報告のありました新年度の経営方針に則りまして、コロナと共生しながら世の為・人の為になる工事施工は基より、新製品開発軍団の成果を発揮してまいりたいと存じます。
明光ニュースご愛読者の皆様方には、何卒ご自愛頂きまして、コロナが終息して元気にオリンピックが開催されることを夢見ましてご挨拶とさせて頂きます。
コメントを残す